マーケティング初心者の備忘録

勉強のために読んだ本の備忘録です。

何が「欲しい」か分からない #2

 

 

 

今日もお疲れ様です。

前回に引き続き、「『欲しい』の本質~人を動かす隠れた心理『インサイト』の見つけ方~」を読み進めていきます。

本書、冒頭から、今の時代は「欲しい」が簡単には見えてこない、という話から始まります。

こう言われると、そもそも「欲しい」とはなんだろう?という疑問が湧きそうになりました。ですが、ここでは同じような商品、サービスの中から、明確に「これだ!」というものを見つけるのは難しく、またそう思わせるのも容易ではない、ということだと理解しました。

たしかに、店頭に行けば、一つのアイテムであっても複数の商品がずらっと並にでいますね。その中から、本当に自分が欲しいものを選んで買えているかというと、疑問はあります。大体の商品は、自分が求める機能や品質を十分に満たしているので、あとは価格であったり、よく分からない根拠によって選んでいる気がします。

当然わたしが仕事で関わっている商品、サービスを購入しているお客さんも同じように考えている、ということですね。このことに気づけただけでも目からウロコでした。

もちろん、競合は提供できないようなプラスの価値を意識して商品開発を心がけているのですが、お客さんからしてみると、そんなのは大した差、少なくともその差を根拠に選んでいる訳ではないのかもしれません。

 

となると、一体何をもとに「欲しい」を考えたらいいのか。。。

 

というわけで、 大分前置きが長くなってしまいましたが、次回からタイトルにもある「インサイト」とは何かという話に進んで行こうかと思います。

 

よろしければ、次回もお付き合いください。